こんにちは。
日本製LEDヘッドライト日本ライティングの内藤です。
日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
今回はH4バルブの取付けについて解説したいと思います。
LEDヘッドライトはHIDと比べ大幅に取付けやすくなりましたが、その中でもH11やHB3と比べH4タイプは取付けは難しいので注意点などを含め解説していきます。
今回取り付けた商品はこちらです。
目次
ボンネットを開けて交換するライトの位置を確認してください。作業は必ず、エンジン作動中や停止直後の作業は行わないで下さい。
写真は、H4バルブ後方に接続されているコネクターです。
裏側からの撮影。
コネクターを外して、防水カバーを取り外す。
※防水カバーはあとで使用します
バルブはピンで固定されていますので、ピンを外し、ハロゲンバルブを取り出す。
※外したハロゲンバルブは大切に保管してください。
LEDバルブから口金を取り出す。取り外し方は、矢印の方向に回せば外れます。取り外す際は、怪我をする恐れがある為、布等でくるんで作業してください。
外した状態です。
取り外した口金を灯具に装着。
※ピンでしっかりと固定してください。
先に外した防水カバーをLEDバルブにかぶせてください。白いOリングが剥き出しになるように下の方に押し込んで下さい。
LEDバルブを灯具に装着。押し込みながら、バルブをまわしてしっかりと固定してください。固定があまいとカットラインがぼやけてしまいます。
取付けの際に向きに注意してください。カップシェードが下側が正常の取付けです。上側の場合は、配光が正常に出ませんので必ず確認をお願いします。
正面から見たときに、バルブはやや左側に傾くのが正しい取り付け位置です。地面と垂直や右に傾いている場合はバルブが最後まで回り切っておらずカットラインが出ず、配光不良になります。
取付け後は、ユニットの前に立ち左側に傾いているか確認をお願いします。
取付けミスによる配光への影響についてはこちらの記事でまとめていますので、気になる方はご確認ください。
配線を接続
正常に点灯するか確認。
車輌の空いたスペースにドライバーを固定。
※付属のインシュロックを使用してしっかりと固定して下さい。
取付け完了です。
H4タイプのLEDバルブを取り付ける際に色々と疑問になることがあります。そこで、様々な疑問の中から特に多く見受けられる事柄について解説します。
内藤
島田
内藤
島田
既存のハロゲンバルブのコネクターを外します。次に、LEDバルブのコネクターを挿し込み点灯させます。点灯すれば問題なく使用できるでしょう。
内藤
島田
H4には、一つのバルブでHi(ハイビーム)とLo(ロービーム)を切り替えためでシェードが取り付けられています。
シェードの向きは、下側になるよう取り付けましょう。
というのは、ハイビームはリフレクター下側に照射し、ロービームはリフレクター上側に照射して前方を照らします。
ロービームはカットオフラインが決められているため、シェードを用いて調整することからシェードが下側に無いと配光不良になります。
メーカーによってはシェードが上下どちらにも取付できるようになっている場合がありますので、取付けの際は気をつけてください。
内藤
ドライバーユニットが無い製品は別途購入する必要があるのでしょうか。
島田
それぞれそのまま取り付けられるので、ドライバーユニット一体型に新たに部品を取り付ける必要はないよ。
内藤
取り付けは説明書通りに取り付けたつもりですが、どこを確認すればよいでしょう。
また、直すにはどうすればよいですか。
島田
このシェードの向きを下側に取り付けるのが正解なんだ。少し詳しく説明するよ。
壁に照射し、カットラインが出ていなければ配光不良です。
確認するポイントは、H4LEDのシェードが下向きに取り付けられているか、そしてバルブの切り欠きがすべてはまり、しっかり取り付けられ、金具の固定も確実にできているか確認しましょう。
最後に、H4LEDバルブは、基本的にハロゲンバルブ同士の交換と同じ要領で作業ができます。ただし、説明書をよく読んで、その通りに取り付けなければ性能は発揮できません。
手軽にH4ハロゲンバルブは、LEDに交換できるのでチャレンジしてみましょう。