内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
内藤
さて、今回の質問は、ドライブレコーダーのWi-Fi接続に関する質問です。搭載予定のドライブレコーダーが、「VIOFO A129 Plus Duo」
海外系の企業で、ヨーロッパやアメリカを中心として、人気の高いドライブレコーダーを取り扱っている会社になります。
質問内容としては、このWi-Fi機能を使ってスマホと接続する事で、車から離れていても映像を確認したいという事でしょう。
質問に対する回答をさせて頂くと、車から離れてしまうとリアルタイムの映像を確認する事はできなくなります。
事前にWi-Fi接続によりダウンロードが完了しているデータに関しては、車から離れていても確認する事ができます。ちなみにこの時は、Wi-Fi未接続で可能です。
これはなぜかというと、そもそもドライブレコーダーのWi-Fi機能は、ドライブレコーダーとインターネットがつながっている訳ではなく、ドライブレコーダーとスマートフォンのみが接続されているだけだからです。
Wi-Fiは電波による無線式のローカル通信規格です。
その電波の到達距離は、アクセスポイントから約数十メートルと短いです。よって車内に存在しているドラレコの映像データを自宅や事務所といった離れた場所に飛ばす事ができません。
さらに駐車している車は、基本的には電源をOFFしているかと思われます。車の電源がOFF状態では、ドライブレコーダーの電源もOFFされる為、そもそもWi-Fi電波を出力しなくなります。
このような理由から、Wi-Fi経由で映像を確認する為には、車内に乗り込んだ状態、もしくはすぐそばで、ドライブレコーダーの電源がON(つまりIGON)している状態の時にしか映像確認や、各種設定ができないのです。
ただし、記録しているデータに関しては、Wi-Fi経由でダウンロードする事ができます。一度スマホ内にダウンロードしたデータは、車から離れていても映像の確認はできます。
ちなみにこちらの商品内容を確認すると、デュアルバンドに対応しているそうです。
ただし、日本の電波法では、屋外での5GHz帯を使用する事が禁止されています。また国内で使用できる事を認められている商品のほとんどに、技適マークが刻印されています。購入の際には十分注意が必要です。
ちなみに国内でWi-Fi搭載のドライブレコーダーを販売している株式会社コムテックのホームページを確認してみると、Wi-Fiのバンドは2.4GHz周波数帯を使用していました。
この事からも、屋外仕様となるドライブレコーダーは、2.4GHzでの使用が必要と考えられます。
VIOFOのWi-Fiを使用する場合は、設定画面から2.4GHzに変更して使用するようにしてください。
また、Wi-Fiでスマホと接続する為には、本体のスイッチ操作が必要です。
実際にアプリをダウンロードして、接続をする場合の手順を確認して見ました。今回質問で上がっていた商品は、Wi-Fiボタンの操作が必要ですね。
ここまでの話を聞く限り、Wi-Fi機能に魅力を感じにくい印象かと思われますが、メリットもたくさんあります。
・メリット
・デメリット
今回は、Wi-Fi機能に関する質問の回答から、注意しないといけない点をプラスして、解説させていただきました。
ドライブレコーダーは商品の多さに比例して、機能も様々登場しています。しっかりと確認をして、ご自身の必要とする機能を備えたドライブレコーダーを購入してくださいね。