こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
新車購入後にガラスコーティングを施工するのが良いと言われています。
しかし、すぐに乗り換える前提で購入した場合、5万円以上かけて施工する意味はあるのでしょうか。以下の質問を掲示板でされている方がいらっしゃいましたので回答します。
Q:先日ディーラーで新車を買いました。そのディーラーではガラスコーティングをやっておらず、担当の方に聞いたら「ぶっちゃけいります?」と言われました。
しかし、前に乗っていたバイクはコーティング施工していたおかげか車体をかなり綺麗に維持することができました。
今回購入したバイクも車検は通さないくらいの期間で次のバイクに変える予定ではあるのですが、5〜7万円ほどかけてコーティングをするかどうか迷っています。
島田
そのディーラーがコーティングをやっていないことも、そのように答えた理由と思うけど、バイクを大切にするならガラスコーティングはした方がいいね。
内藤
島田
特に質問者さんは車検を受ける前に買い替えを予定しているようだからね。どのようなメリットがあるか解説するよ。
バイクでも車でも、乗り換えをするときに下取りや買取り査定を依頼する方が多いでしょう。その時に査定士はバイクや車の外装の汚れ具合やキズの状態をチェックします。
新車のような外装を保っていれば、査定評価が上がりますが、それには日々のメンテナンスが重要です。
しかし、洗車の頻度を増やしてキレイにしていても、水アカや小キズは付着します。そのため、査定評価は意外にマイナスを取られています。
査定で少しでもマイナス評価を抑えたい場合は、新車の状態をガラスコーティングで守る方法が有効です。
ガラスコーティングは防汚性に優れ、しかも塗膜より硬度があるので、小傷の付着も少なくてすみます。
つまり、キレイな状態を保てるので査定時に磨き作業などが不要となり、マイナス査定は取られないでしょう。
一般的に、査定で磨き作業などが必要となると、すぐに万単位円でマイナスされてしまいます。
また、磨きは小傷だけでなく水アカ落としも磨き作業としてマイナスされるので、キレイな状態を保っているバイクであれば、査定で有利になると言うことです。
では、お店で高い金額を出してまでガラスコーティングが必要なのかと言うと、ガラスコーティングの施工費用を査定でペイできることはバイクでは難しいと思います。
もちろん、すべてのバイクでペイできないとは言えませんが、もともと新車価格が100万円を超えません(400cc以下の人気車種)。ここが大きな理由です。
というのも、元々の価格が安いと高額な費用をかけてもその分を取り戻すほど査定額に影響を与えられないからです。
ガラスコーティングをお店で施工すると、5~10万円が相場です。100万円のバイクに10万円のガラスコーティングをして3年後に売却したとしても、査定評価で10万円分の評価額はもらえません。
例えば、新車価格105万円のKawasakiのニンジャ1000を買取に出す場合、相場は約72万円から85万円です。
この相場の差は、バイクの状態ですが、72万円というのはかなり悪い状態、そして85万円と言うのは使用感があるけどある程度キレイな状態です。
その間に13万円の差がありますが、その差の中にはボディの状態だけでなくエンジンやサスペンションなど機能的な状態も査定に含まれており、実質ボディがキレイな状態を保つだけでは、大きく査定額に影響を与えられません。
そこでおすすめなのは、ご自身でガラスコーティングをすると約1/10の費用ですみます。私どもが販売しているスプレー式本格ガラスコーティング剤シラザン50は、スプレーして拭き上げるだけの簡単施工が特徴で誰でも気軽に行えます。
査定で有利になりたい、次の車検までのメンテナンスを楽にしたい、美しさを保ちたい場合は、DIYでガラスコーティングの施工をおすすめします。
内藤
島田
でもガラスコーティングしていれば、細かい部分も汚れが落ちやすいから、いつまでもキレイでいられる。
また自分で施工すると、そのような変化にも気づきやすくなるからDIYはおすすめだね。
内藤
島田
カウルや燃料タンクだけでなく、ホイールやサスペンション、スタンド、エンジン、マフラー、あらゆるところにガラスコーティングできる商品があるよ。
ただし、キレイな状態を保つにはメンテナンスが重要なのは車と同じだけどね。
内藤
島田
汚れたら洗車して一定期間メンテナンス剤などでコーティング被膜を整える。
そうすることで施工直後の状態を維持できるよ。
バイクが汚れたら、水洗いで洗車してよいのか、それともなるべく拭き掃除で済ませたほうが良いか悩む方もいます。
しかし、バイクは雨の日もそのまま走行できるように設計されていますので、水洗いは特に問題ないため、汚れたら水洗いしてあげましょう。
ガラスコーティングをしていると、防汚性に優れているので、汚れの付着は少なくすむほか、水をかけると汚れが流れ落ちていきます。
ただし、バイク用のガラスコーティングには、完全無機質のコーティング被膜の場合が多くなっています。
そこで、水道水で水洗いした場合、水滴をキレイに拭き取らないと水ジミが発生しますから注意しましょう。
この水ジミですが、対策として有機質の被膜をトップコートして防ぐ方法もあります。
また、ハイブリッドコーティングとして、日本ライティングのシラザン50であれば、一度の施工でガラス被膜と有機被膜を形成し、有機汚れと無機汚れの2種類を防げます。
これにより、防汚性が高い被膜が完成し、バイクを長くキレイな状態にできるでしょう。
また、ガラスコーティングは、ボディ用、樹脂用、メッキパーツ用と分かれていることが普通ですが、シラザン50はゴム以外であれば、すべての箇所に施工が可能です。
部分パーツごとにガラスコーティングを施工することなく、シラザン50のみで全てが完了するので、手軽に施工ができるでしょう。