こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
ガラスコーティングの施工について気になる質問をされている方がいらっしゃいましたので、ぜひ回答をお願いします。
車のガラスコーティング剤はコーナーセンサーとかにもできるのでしょうか?
島田
コーナーセンサーはボディ同色になっていることが多いのにもかかわらず、正常に機能しています。
塗装されても支障が出ないので、塗膜よりも薄いコーティング被膜であればなおさら問題はないでしょう。
そもそもコーナーセンサーとは、超音波を発生させて対象物に当り戻るまでの時間から距離を割り出して、ドライバーに対して視覚的(ランプを表示)、聴覚的(音の強弱などで)に知らせてくれます。
つまり、センサー表面に超音波の妨げになるものが付着すると誤作動を起こします。
例えば、厚手のテープを貼ったり、布などが付着している場合です。
そして、塗装も問題ないと言われていますが、商品によってはシルバーフレークが入った塗装は誤作動させると、超音波センサーを販売するメーカーでも注意喚起しています。
つまり、それ以外の塗料は問題ないこととなり、塗料より薄いガラスコーティングは当てはまらないので問題になりません。
ただし、ガラスコーティングの施工は問題ありませんが、その前の下地処理には注意が必要です。
コーナーセンサーなどの小さくて丸いパーツには、水垢などの汚れが付着することが多く、通常洗車では落ちません。
そこで、薬剤やコンパウンドを使用してキレイにしますが、コンパウンドの使用は要注意です。
コーナーセンサーの丸いセンサー部分は、かなり塗膜が薄いので、取り付け部の周りの汚れをコンパウンドで磨いているつもりでも、センサー中央部を一緒に磨いている場合があります。
すると、簡単に塗膜が削れて下地が出てしまうでしょう。
また、コーナーセンサー本体を納めている丸いカバーも同じように塗膜は薄いため、コンパウンドで磨きすぎると簡単に下地が出ます。
そこで、コーナーセンサーの取り付け部分の周りの汚れを取る場合は、センサー本体にマスキングしてから磨きましょう。
また、コンパウンドの使用方法は細かい部分ほど作業に熟練していないと難しいので、基本は薬剤で水垢を落とせる商品を使用するのが安心です。
内藤
島田
1㎛が0.001mmだから、10㎛だと0.01mmしか厚みが無い。
これなら全くセンサーに問題が無いこともわかるだろう。
ちなみに塗膜はだいたい100㎛程度で車種や場所によっても異なるんだよ。
内藤
https://www.zwebonlinestore.com/blog/coating/3915/